千代田小学校は、明治6年(1873年)に開校して以来、今年で150年目を迎える長い伝統を持つ学校です。
本校は、甲府盆地北西部に広がる秩父山系の南西緩斜面で、古くから水田稲作地帯が展開する豊かな農耕地の一角に位置しています。そのため、市街地から離れて大自然が身近に感じられると同時に、豊かな人と人との関わりが保たれ、子どもの教育にとって最適な環境にあるといえます。
このような教育環境と小規模校の特性を生かしつつ、次に掲げる学校教育目標の理念の下、目指す子ども像の実現に向けて特色ある学校づくりを展開しています。
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☆千代田小学校歴代校長は歴代校長一覧をご覧ください。
【学校教育目標】
『心豊かでたくましく、自ら学び、自ら考え、実践する子どもの育成』
【目指す子ども像】
○思いやりのある子ども
○よく考え進んで学習する子ども
○健康で明るくしっかり働く子ども
千代田小教育の特色として、次の4つを挙げることができます。
(1)表現力を養う1分間スピーチ
(2)たくましい心と体をつくる一輪車
(3)豊かな情操を育む全校合唱
(4)思いやりの心を育む福祉教育
1分間スピーチと一輪車は37年 (S61~)、千代田荘との交流を起点とする福祉教育への取り組みは40年(S55~)、NHK合唱コンクール特別賞受賞以来の全校合唱は39年(S59~)と、いずれも千代田小教育の根幹を形成するものです。このような伝統を継承しつつも、梅もぎ体験や水生生物の観察や千代田の自然観察など、環境学習、地域文化の継承と発展に向けて新たな取り組みを模索しているところです。